インフラエンジニアに転職したいけど、志望動機に何を書けばいいか分からない
未経験だと、アピールできる経験がない気がする
例文を見ても、自分の言葉にならない
こんな悩みを解決していきます!

銀行で営業をしていた僕は、未経験からインフラエンジニアに転職しました。
今はクラウドの設計構築をしていて、転職のときに実際に伝えた志望動機と、その作り方をこの記事でお話しします。
志望動機は「きっかけ」「自分で動いたこと」「前の仕事の経験をどう活かすか」の3つをつなげて作ります。
\ 20代・未経験で書類と面接の準備を相談するなら /
結論:志望動機は「きっかけ・自分で動いたこと・経験の活かし方」の3つでつなぐ

インフラエンジニアの志望動機は、例文を写すのではなく、自分がインフラに向かってきた流れを1本の話にすると作れます。
この章のまとめ
- 3つをつなぐ:きっかけ → 自分で動いたこと → 前の仕事の経験の活かし方
- 根拠を添える:資格・ハンズオン(実際に手を動かして触ってみること)・作ったものなど、口だけにならない証拠を入れる
- 芯は1つ:受ける会社が変わっても芯は変えず、その会社に合う経験を足す
- 退職理由もセット:前の仕事を辞める理由も、志望動機とつながる形で準備する
僕の場合は、銀行のシステムへの興味 → 勉強してメールフォームを作った → 営業の経験と技術を掛け合わせたいという流れでした。
ITの仕事の経験はありませんでした。
\ 志望動機の作り方を一緒に考えてほしい20代の方へ /
面接官が志望動機で見ている3つのこと

面接官が志望動機で見ているのは、なぜインフラなのか・なぜこの会社なのか・入社後も続けられるかの3つであることが多いです。
| 面接官が見ていること | 志望動機のどこで答えるか | 未経験の場合の答え方 |
| なぜインフラなのか | きっかけ | インフラやITに興味を持った出来事を、自分の体験で話す |
| なぜこの会社なのか | 会社に合わせて足す部分 | その会社の仕事に近い経験(触った技術など)を足す |
| 入社後も続けられるか | 自分で動いたこと | 資格の勉強やハンズオンなど、すでに続けていることを示す |
なぜインフラなのか
1つ目は、数あるIT職の中で、なぜインフラエンジニアを選んだのかです。
「将来性がありそう」のような誰でも言える理由より、自分が興味を持った出来事のほうが伝わりやすいです。
なぜこの会社なのか
2つ目は、ほかの会社ではなく、なぜこの会社なのかです。
その会社の仕事の中身と、自分の経験が重なるところを話します。
入社後も続けられるか
未経験の場合、とくに見られやすいのが3つ目です。
「興味があります」だけでは、入社してから勉強を続けられるかが伝わりません。
インフラの技術は、入社してからも覚えることが続きます。
だからこそ、今の時点で自分から勉強を始めていることが、続けられる人だという大きな証拠になります。
\ 何をアピールすればいいか迷う20代の方へ /
志望動機を作る3ステップ

志望動機は、きっかけ → 自分で動いたこと → 前の仕事の経験の活かし方の順に書き出すと形にできます。
この章のまとめ
- きっかけ:興味を持った身近な出来事を書く
- 自分で動いたこと:何を・どれくらい・どうやったかまで書く
- 経験の活かし方:前の仕事で身に付けたことを、エンジニアの仕事に置き換える
ステップ1:きっかけは小さな出来事でいい
きっかけは、大きな出来事でなくて大丈夫です。
仕事で使っているシステムが気になった、職場のパソコンやネットワークの不具合を見て裏側が気になった、のような身近な出来事で十分です。
ステップ2:自分で動いたことは具体的に書く
自分で動いたことは、何を、どれくらい、どうやったかまで書きます。
「勉強しています」で終わらせず、勉強した中身や作ったもの、取った資格まで書くと伝わります。
| 書き方 | 伝わり方 |
| ITの勉強をしています | 何をしているのか分からない |
| Linuxの基礎を学び、自分で環境を作って触っています | 何をしているかが具体的に伝わる |
ステップ3:前の仕事の経験は、エンジニアの仕事に置き換える
前の仕事の経験は、エンジニアの仕事のどこで使えるかまで置き換えて話します。
営業ならお客様の話を聞く力、事務なら正確に作業を進める力のように、仕事の中で身に付けたことを言葉にします。
2つ目の自分で動いたことが、口だけにならない根拠になる
3つのうち、一番大事なのは2つ目の「自分で動いたこと」です。
ここがあると、1つ目の興味が口だけではないと伝わり、3つ目の話にも説得力が出ます。
僕は最初、プログラミングスクールに通っただけで転職活動を始めて、知識が浅すぎて全部落ちました。
そのあと知り合いのインフラエンジニアに、AWS(Amazonのクラウドサービス)やLinux(サーバーでよく使われるOS)の基礎を教わり、手を動かしたことが、次の転職活動で話せる中身になりました。
どの資格から手を付けるか迷う方は、【インフラエンジニアの資格25選】取得の順番や難易度を一覧表で解説!をご覧ください。
独学だと手が止まりやすい方は、スクールで勉強の流れを作るのも1つの方法です。
ただ、僕のように通っただけで終わると、面接で話せる中身にはなりません。授業で触ったことを自分でもう一度動かして、話せる形にしておきます。
無料で通えるスクールを比べたい方は、インフラエンジニアスクールおすすめ5選【無料あり】現役SEが選び方まで解説をご覧ください。
\ 無料でインフラの勉強から始めるなら /
\ 勉強していることをどう伝えるか相談したい20代の方へ /
僕が銀行から転職したときに伝えた志望動機

僕が伝えていたのは、特別な経歴の話ではなく、前の仕事で気になったことと、自分で動いたことをつないだ話でした。
| ステップ | 僕が伝えた中身 |
| 1. きっかけ | 銀行のシステムでITの技術が使われていることに関心を持った |
| 2. 自分で動いたこと | 自分で勉強する中でさらに興味を持ち、プログラミングでメールフォームを作って実装した |
| 3. 経験の活かし方 | 営業の経験でお客様の要望を的確に聞きながら、技術との掛け算でエンジニアとして働きたい |
話の最後は、やったことのないことも自分なりにやってみたので、この仕事でやっていきたいという形でした。
メールフォームは、ほぼ独学で作った
志望動機で話したメールフォームは、ほぼ独学で作りました。
知り合いのエンジニアに教えてもらい、ところどころでアドバイスをもらう形です。
| 場面 | どうだったか |
| 自分だけで進めたとき | 実装の段階によっては、丸数日かけても全然できなかった |
| 人に聞いたとき | 聞いたらすぐできたこともあった |
うまくいかない時間も含めて、自分で手を動かした経験が、志望動機の2つ目の中身になりました。
最初から一人で全部できる必要はなく、詰まったら聞きながら形にしたことも、自分で動いた証拠になります。
自分の志望動機に置き換えるときの問い
- 前の仕事のどんな場面で、ITやシステムが気になったか
- 興味を持ったあと、自分で何を勉強して、何を作ったか
- 前の仕事で身に付けたことのうち、エンジニアでも使えるものは何か
僕の志望動機をそのまま使うのではなく、この3つの問いに自分の体験で答えて並べると、自分の志望動機になります。
\ 自分の経験の言葉にし方を相談したい20代の方へ /
インフラの会社でも、芯は変えずに触った技術を足した

僕はWeb系とインフラの両方の会社を受けましたが、志望動機の芯は変えていません。
インフラの会社では、AWSやLinuxを少し触っていたことを足して話しました。
| 受ける会社 | 変えない部分(芯) | 足した部分 |
| Web系の会社 | 前の章で紹介した3つの流れのまま | 芯のまま話した |
| インフラの会社 | 同じ | AWSやLinuxを触っていたこと |
受ける会社ごとに一から書き直すと、話がぶれやすいことが多いです。
芯は1本にして、その会社の仕事に近い経験を足すほうが、準備も楽で、面接でも自然に話しやすくなります。
\ 受ける会社選びから相談したい20代の方へ /
志望動機と一緒に、前の仕事を辞める理由も準備する

志望動機と一緒に、前の仕事を辞める理由も準備しておくと安心です。
僕の面接では、志望動機そのものはそこまで深く聞かれず、銀行を辞める理由を聞かれた記憶があります。
この章のまとめ
- 聞かれたこと:志望動機の深掘りより、銀行を辞める理由
- 話した方向:実績を残せたので、経験を活かして新しいことに挑戦したい
- 準備のコツ:辞める理由と志望動機を同じ方向に向ける
銀行では営業部の中で一定の成績を残していたので、なぜ辞めるのかを気にされたのだと思います。
僕はある程度の実績を残せたので、今までの経験を活かして新しいことに挑戦したいと話した気がします。
| 準備すること | ポイント |
| 辞める理由 | 前の仕事の不満ではなく、次にやりたいことにつながる形で話す |
| 志望動機とのつながり | 辞める理由と志望動機が同じ方向を向いていると、話がぶれない |
\ 退職理由の伝え方も相談したい20代の方へ /
志望動機は、先に受ける面接で直しながら本命までに仕上げる

志望動機は一度で完成させなくて大丈夫です。
僕は自分で書いたものを、先に受ける会社の面接で話しながら直して、本命の会社の面接までに仕上げていきました。
この章のまとめ
- 一度で完成させない:最初に書いたものは下書きと考える
- 先の面接で直す:声に出して話し、話しにくいところを直す
- 本命で仕上げる:本命の面接までに、自分の言葉で話せる形にする
| 面接のあとに見直す観点 | 直し方 |
| 話していて詰まったところ | 借りてきた言い回しのことが多いので、普段の自分の言い方に直す |
| 聞き返されたところ | 説明が足りていないことが多いので、何をしたかを具体的に足す |
紙の上ではよく見えても、声に出すと話しにくい部分が出てくることが多いです。
面接が終わったら、記憶が新しいうちに上の2つを見直すと、直す場所が見つけやすくなります。
未経験に強い相談先を比べたい方は、【未経験特化】インフラエンジニアに強い転職サイト・エージェント10選をご覧ください。
\ 本命の面接の前に準備を見てもらいたい20代の方へ /
未経験の志望動機で避けたい書き方

未経験の志望動機で避けたいのは、受け身の理由・借り物の言葉・根拠のない興味の3つです。
この章のまとめ
- 受け身の理由:会社に教えてもらう前提で書かない
- 借り物の言葉:例文をそのまま写さない
- 根拠のない興味:興味があります、だけで終わらせない
| 避けたい書き方 | なぜ避けたいか | 言い換えの方向 |
| 研修が充実しているから | 教えてもらう前提に聞こえる | 研修の前から自分で何を勉強しているかを話す |
| 例文をそのまま写す | どこかで見た言葉になり、深掘りされると答えられない | 例文は形だけ参考にして、中身は自分の体験で書く |
| ITに興味があります、だけ | なぜ興味を持ったか、何をしたかが分からない | 興味を持ったきっかけと、そのあと動いたことを足す |
\ 未経験の志望動機を見てもらいたい20代の方へ /
経験者は「次に何をしたいか」を軸にする

すでにエンジニアとして働いている人は、なぜインフラなのかより、今の経験を次にどう広げたいかが志望動機の中心になります。
| 未経験 | 経験者 | |
| 中心になる話 | なぜインフラなのか・自分で動いたこと | これまでの経験と、次にやりたいこと |
| 根拠 | 資格・ハンズオン・作ったもの | 実務で担当したこと |
| 共通すること | 前の経験をどう活かすかを示す | 前の経験をどう活かすかを示す |
経験者向けの相談先を比べたい方は、【経験者専用】インフラエンジニアに強い転職エージェント16選と選び方をご覧ください。
まとめ:志望動機は、うまい言い回しより自分で動いた証拠で決まる

インフラエンジニアの志望動機は、うまい言い回しより、自分で動いた証拠で決まると僕は考えています。
この記事のまとめ
- 作り方:きっかけ → 自分で動いたこと → 前の仕事の経験の活かし方の3つをつなぐ
- 根拠:資格・ハンズオン・作ったものを、自分の言葉で話す
- 会社ごと:芯は1つのまま、その会社に近い経験を足す
- 準備:前の仕事を辞める理由もセットで考える
- 仕上げ方:先に受ける面接で直しながら、本命までに仕上げる
今エンジニアとして働いていて思うのは、努力できること、行動できることを、資格やハンズオンで示して言葉にするのが一番大事だということです。
口だけにならない根拠があれば、未経験でも志望動機はちゃんと伝わります。
\ 20代・未経験の方はこちら /