未経験からの転職で失敗しない方法を知りたい
なるべく良い条件でインフラエンジニアへ転職したい
未経験で不安だからブラック企業を回避する方法を教えて欲しい
こんな悩みを解決していきます!
結論をいうと、未経験からインフラエンジニアを目指す上で、失敗しないために必要なことは「IT基礎を身につける」「資格の取得」「企業分析」の3つです。
インフラエンジニアは、他のITエンジニアに比べ、未経験OKの求人が多いのが特徴となります。
しかし、それを鵜呑みにして何も考えずに応募してしまうと痛い目をみることに。
未経験OKだからといって、「とりあえず入社!」で失敗した人をかなりみてきたよ…
この記事では、インフラエンジニアを目指す人が失敗している事例を確認した上で、失敗しないための方法について、詳しく解説していきます。
本記事を読むことで、「こんなはずじゃなかった」を未然に防ぎましょう!
目次
インフラエンジニアへの転職で起こる失敗事例3選
インフラエンジニアへの転職で注意すべきポイントは次の3つです。
ポイント
・年収
・働き方
・仕事の内容
① 年収
1つ目は、「年収」です。
未経験からエンジニアになる時には、年収が下がる可能性が高いです。
実際に僕も100万円以上年収が下がってしまった…
でも、今は年収が2年で170万アップしたので、元通り以上!
未経験からインフラエンジニアへ転職する場合、300万程度の場合が多いです。
しかし、中には200万円台だったりと、かなり給与の低い求人もあります。
しっかりとした手順を踏めば300万円以上は狙えるので、なるべく200万円代の求人は避けた方が良いでしょう。
あまりにも給料が低い生活が苦しくなり、エンジニアとしてやっていくモチベーション低下にもなりかねません。
② 働き方
2つ目は、「働き方」です。
未経験からインフラエンジニアになる場合、中には業務の半分以上が夜勤だったり、休日の数が少ないところもあります。
ちなみに僕は夜勤は絶対無理なので、夜勤のない求人を血眼になって探したよ!
夜勤が100%悪というわけではありませんが、不規則な生活になってしまうので苦手な人は避けた方が良いでしょう。
また、年間休日の数が極端に低い企業にも注意が必要です。
年間休日の数は、120日程度あるところを目安に探すことをおすすめします。
③ 仕事の内容
3つ目は仕事内容です。
インフラエンジニアで敬遠される業務の一つに「運用監視」があります。
運用監視は、システムが正常かどうかの監視や異常発生時の対応が主な業務内容です。
業務の性質上、夜勤が多くシフト勤務になります。
僕の友人にこの仕事をしている人がいますが、「日勤、夜勤の繰り返しがきつい」「友達と予定が合わない」と話していたよ
また、トラブル発生時はマニュアル通りの対応をすることも多く、スキルアップしにくい傾向があります。
システムを運用していく中ではこの役割は欠かせませんが、キャリアを考えるとあまり得策ではないでしょう。
未経験から転職する場合、自分の希望に叶う業務を選ぶことは簡単ではありませんが、不可能ではありません。
なるほど、転職で気をつけるポイントがわかってきたぞ!
未経験からインフラエンジニアへの転職で失敗しないための方法
未経験からインフラエンジニアになる際には、我慢すべきところもあります。
一方で、事前準備をしておくにより条件を良くすることも可能です。
未経験からインフラエンジニアになる上で失敗しないための方法は次の3つです。
失敗しないためのコツ
・ITインフラの基礎を学ぶ
・資格の取得をしておく
・企業分析の徹底
① ITインフラの基礎を学ぶ
まずは、「ITインフラ知識のインプット」です。
最近では、動画などでわかりやすくインフラエンジニアに必要な基礎知識を学ぶことがきます。
実際にYouTube上で「インフラエンジニア 基礎」と入力するといくつか動画が出てくるはずです。
インフラエンジニアを目指す上で「ITインフラの基礎知識」を頭に入れておくこと良いでしょう。
スクールを活用する場合は、そこで基本的な知識を教えてもらうこともできます。
無料で就職までサポートしてもらえるスクールもあるので、うまく活用してみてください。
→【現役エンジニアが選ぶ】インフラエンジニアになれるスクール5選
基礎知識を入れておくことで、資格取得しやすくなったり、「ここまでやりました」と自信をもって面接にも挑めるよ!
② 資格を取得しておく
次に必要なのは「資格の取得」です。
“資格をとっておかないとインフラエンジニアになれない”わけではありませんが、資格があるだけでかなり有利になります。
なぜなら、面接官も未経験の人がどこまで仕事で貢献してくれるかなど、面接だけではわからないからです。
そういった状況で資格があると「この人は最低限のやる気はあるな」という判断材料になります。
インフラエンジニアは他のエンジニア職種と比べても資格が重視されるので、取っておくと良いでしょう。
2年目のインフラエンジニアである僕からみて取っておいた方が良いと思う資格は次の2つです。
メモ
・LPIC/LinuC
・CCNA
ちなみに知り合いのインフラエンジニア10人からアンケートを取ったたんだけど、取りやすいと回答が多かったのはLPIC/LinuC!
無料でインフラの基礎を学びつつ、LinuCの受験料まで負担してくれる最強スクールもあるので確認してみてください。
③ 企業分析の徹底
最後に大切なのは、企業分析です。
どんなに自分が準備を整えても、選ぶ企業を間違えると転職に失敗します。
僕が特に注意したポイントは次の3つです。
注意ポイント
・年収300万以上
・年間休日120日以上
・残業代全額支給 又は みなし残業20時間以下
・仕事内容がスキルアップに繋がるものかどうか
年収300万以上
1つ目は「年収300万以上」です。
年収は高いに越したことはないですが、最低ラインを敷くようなイメージで設定していました。
年収200万円代だと生活に支障が出る可能性があるためです。
また、当時複数の企業で内定をいただいた際に、300万未満の企業は、その後の昇給率も低かったように感じました。
年間休日120日以上
2つ目は「年間休日120日以上」の企業を選ぶようにしましょう!
120日以上あれば土日祝日に加え、ゴールデンウィークや夏季休暇、年末年始の休みがとれるくらいの日数だからです。
僕も120日以上休みがある企業に勤めていますが、ゆっくり休暇を取れています。
ある程度休みがあると、心にゆとりができるし、新しい挑戦もしやすいよね!
残業代全額支給 又は みなし残業20時間以下
3つ目の「残業代全額支給 又はみなし残業20時間以下 」はブラック企業をなるべく除外するために意識しました。
例えば「みなし残業40時間」と書いてある求人だと、最低でも残業が50から60時間はあるようなところが多いです。
僕の友人や知り合いでも、みなし残業の設定が多い企業に勤めている人は、全体的に残業がかなり多いと聞くので注意してね
仕事内容がスキルアップに繋がるものかどうか
4つ目は、仕事内容がスキルアップに繋がるかどうかです。
ぶっちゃけ言うと、入社してみなければわからない部分があります。
しかし、多方面から情報収集をすることで、なるべく好条件な仕事を選ぶことも可能です。
具体的な方法は次の2つです。
メモ
①複数の転職サイトで辛口コメントも含めて確認
②転職エージェントをいくつか登録し情報入手
①複数の転職サイトで辛口コメントも含めて確認
1つ目の複数の転職サイトで確認するに関してですが、5つ以上の転職サイトを登録しておくことをおすすめします。
もちろん全てフル活用しなくて大丈夫です。
3つくらいをメインとし、それ以外は口コミなどの利用で使用してみて下さい。
②転職エージェントをいくつか登録し、情報入手
2つ目は、いくつかの転職エージェントから情報入手に関しては、3つくらいを目安としておくと良いです。
僕も当時、複数の転職エージェントから情報をもらってきました。
人によって合う合わないがあるので、合わなければ途中で使用を辞めてもOKです。
書類の添削や普通であれば手に入らない裏情報を教えてもらえることもあるのでぜひ有効活用してみてね!
未経験からインフラエンジニアを目指す人に最適な、転職サイトや転職エージェントをまとめたので、気になる方は確認してみてください。
➡︎ インフラエンジニアに強い転職サイト・エージェントを見てみる
よし!失敗しないための方法を早速実践するぞー!
まとめ
ここまで、未経験からインフラエンジニアを目指す上で失敗しない方法について、詳しく解説してきましたが、重要なポイントがわかったのではないでしょうか。
改めてインフラエンジニアへの転職で失敗しないためのポイントを以下に記載します。
ポイント
・ITインフラの基礎を学ぶ
・資格の取得
・企業分析
何も考えずに転職をすると、失敗してしまうので、しっかりポイントを押さえて、良い転職を実現させましょう。
無料でインフラエンジニアを目指したい人こちらの記事を確認してみてください。
→【現役エンジニアが選ぶ】インフラエンジニアになれるスクール5選